キンブルについて
兵庫県にお住まいのお友達はご存知ないと思うが、愛知県下には「キンブル」というディスカウントショップが存在する。
私はキンブルが大好きだ。
とにかく安い。
意味が分からないほど安い。
期間限定味の〇清〇ップヌードルが60円だったり、謎のドイツメーカーの謎ドリンクが10円くらいで売っていたり、客の7割程度をを外国の方が占めるような、まぁそういった類のお店である。
キンブルに行くと安さで頭がいかれる。
マイケル・ジャクソンの買い物みたいになりがちである。
先日もキンブルに行った際、妻が目を輝かせながら、大きな重箱を購入した。
重箱など、おせち料理を入れるか隅をつつくぐらいしか用途がないのではないかと、皆様も思うことでしょう。
「子供の運動会のときとかに使うんや♪♪」などと妻は上機嫌であった。
その数分後イオンの雑貨屋で可愛らしいランチボックスを見つけた妻は「こんなやつが欲しかった」と悔しそうにハンカチを噛むこととなった。
重箱くんは我が家の戸棚でひっそりと眠っている。
大きな躯体で戸棚を占領する彼を、私がこっそり捨ててしまっても、妻は気づかないと思うので完全犯罪を目論んでいる。